建設業におけるジャンル別実績データ分析
企業の状況
当社は地方の中小工務店。取り扱うジャンルとしては、新築、リフォームおよび行政とゼネコンである。今後、強みである商品力を武器に利益率の高い元請けを増やすことを目指していた。
提案の概要
現状、見積もり段階ではクラウドシステムを使っているものの、その後は案件ごとエクセルで数値管理していた。また新築やリフォームなどのジャンルごとの収益性は管理していなかったため、過去3年分のデータの分析を行い、その結果をもとに事業戦略に繋げることとした。
成果
分析の結果、ジャンルごとの利益率が視覚化された。当初高いと思っていたジャンルの利益率が低いことが判明し、社長の認識と実態で相違があることを理解いただいた。そのため元請けを増やすにあたって、まず価格と原価構成の見直しをすることとし、合わせて数値管理の制度をあげるため、業務管理システムの導入を検討することとした。